RIKIYA Interview [Part8]
―― 一回こっきりの人生で挑戦するときの心持というか、背中をポンと押すときにかけてあげたい言葉とかありますか。
RIKIYA やらないで、後で自分の中で後悔するぐらいだったら、とにかくやってみる。それでだめだったらしょうがないんだろうけれども、本当に栄光を掴もうと思ったら、それだけのリスクは絶対にかかる。それはしょうがないんだから「一回こっきりだったら、栄光を掴みに行こう」というのがいいと思いますねえ。
――いまリスクを取りたがらない時代ですよね。
RIKIYA そうですね。
――自分の中でそれを背負わない。だから、一と九十九があったら九十九のほうに入る。その中でなるべく自分もおとなしくというのがある。100の中の一になるためにリスクを超えるという、RIKIYAさんがリスクを超えるときの決意、どういう思いですか。
RIKIYA やっぱり挑戦したかったとしか言いようがないですよねえ。それと、僕は一つだけ言えるのが、人の人生を羨ましがっている自分がまだいるんですけれども、その人たちがやっている世界観を指くわえて最後まで見るのだけは嫌なんですよ。それを、とにかくぼくはずっと思っていて、例えば、あるテレビ番組をふと見たら、そこにはすごいきれいなビーチがあって、白亜の宮殿みたいのが建ってと紹介されて、「これ、いいな」と思った以上、人生取りに行きたいんですよね。それだけですかね。だから、俳優でも「いいな」と思ったら、自分が出たい、取りに行くしかないという、そういう感覚の連続ですねえ。
――あえてファンの方に『ピースマン』を読んでもらいたいとか、こういうふうに観てもらいたいということはありますか。
RIKIYA 中にたくさん書いてあるので、内容的な部分はあまりどうこうというのはないんですけどね。
―― 一冊の書籍になって、それを手に取られて、どういう実感がありましたか。
RIKIYA いよいよ形になってくるという喜びと、出たからには結果というものもついて回ってくるだろうし。そういう意味では、しっかりと結果に応えていけるのかという不安もあるけど、出なかった時期を思えば、絶対に出たほうがしっかりと決着付けられるという。これは、結構時間がかかっているから。
――今後、第二作、第三作と言うのはご自身の中でどうですか。
RIKIYA 二作目はいま書き終わって、この間、担当編集の方にも読んでいただいたんですけど、次はもっと身近な話題、自分がいままで経験してきた芸能界の中の話を、暴露本ではなくて小説ですけど、それを書こうと思っています。
――山川さんに認めてもらったというのがすごく印象的なんですよ。四十代の人間たちにとって、ある世代の一つのアウトローというか、山川さんはそういう立場でしたから。だから、その山川さんが認めたRIKIYAさん、それをある種のシンパシーというか、いいものを感じています。そういうことで自覚されていることはありますか。
RIKIYA 山川さんとの接点という部分では、ですね。いろいろな意味で、山川さんって面白いんですよ。すごくしっかりとした立場を作っているんだけれども、フリーな部分がすごくあって、僕らからすれば結構、こんなふうにきちんとしなければいけないのではないかとか、こういうふうにしなければいけないんじゃないかとか、三十代というのはがんじ絡めになりやすい時期なのかもしれませんが、そういうところで山川さんがポッと、さっきまで寝てたとか、人間らしい一面を見せてくれると、ふっと肩の力が抜けるところもあり、それでいて文章に対してはすごく厳しいときは厳しい。そういう意味では、どこまで山川さんと大人のいいお付き合い、そして駆け引きができるかなというのを楽しみにしていますね。
――山川さんというとロックというのがありますが、RIKIYAさんの中で音楽的なものとイコールするものはありますか。
RIKIYA この間、ライブを聞きに行ったんですけど、山川さんの音楽とシンクロするものはあまりなかったですね(笑)。でも、一つだけ言えるのは、山川さんは山川さんの世界で、あそこまで豪快に弾けているのを見ていると、そういう抜け感があって、すごくいいなと思いましたね。
――最後に、『ピースマン』のPRをお願いします。
RIKIYA ぜひ、『ピースマン』を手にとって、いままでにないタイプの旅小説に仕上がっていると思うので、『ピースマン』ワールドを覗いていただければ嬉しいなと思います。
――ありがとうございました。
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