杉浦太陽×高橋マリ子 新『アカデミー対談』第5回

――今回、実に長いアプローチでブログを使うことで『アカデミー』をファンの方々にアピール出来ましたが。
杉浦 撮っている最中は、そのときにアップできないんですね。あと、ネタ話はしちゃいけないから、書く内容が狭くなりますね。メーキングや、後で出す分としては、毎日撮影が終る五分前ぐらいにその感想を、「きょうはこういうことがありました」って。
――本当は並行していくと面白いですよね。
杉浦 そうなんですね。
高橋 日記をつけておけば、すごい楽だったと思って。二年前のことを思い出しながらやっていたんで。
杉浦 すげえ大変だった。「あの日、何したっけ?」みたいな。
――そうですよね。公開してから、ファンの方や、お友達から、アカデミーに対してお話はありましたか。
高橋 結構いっぱい見てもらって、何回も試写とかもあったし。結構言われましたね、「英語のほうが合ってるよ」とか。あと、「このキャラ、いいじゃん」とか、そういうことは結構言われました。
杉浦 僕は、「ようやったな」とは言ってくれますからね。「魂、見せたな」とか。
――太陽さんは、実は男らしいキャラだから。
杉浦 大阪人なんでねえ、キャラは見た目とは全然違うんで。自分でも、「俺、ようやったな」と思います。あのシーンだけは(笑)。でも、二十代前半だからできたことかもしれないですね。三十代、四十代になってやると、「おっさんが何しとんねん」みたいに言われるじゃないですか。二十代の若いときにああいう経験をしたから、女の子みたいな立場で演じていたというのもありますし。オーストラリアに行って、ちょっと繊細になりましたね。
――そうですか。
杉浦 はい。
高橋 へえ~。
――そうやって考えるとDVDの発売は、一つの、『アカデミー』からの卒業みたいな感じでとらえてもいいですかね。
杉浦 そうですね。
高橋 まさにそう考えていました。
杉浦 これは、学校だもんね。僕らもこのDVDが出てくることによって、アカデミーという学校から卒業するという。ほんとに卒業証書みたいな、卒業文集みたいな(笑)。
――まあ、そういう感じですよね。
杉浦 そうですね。
――最後ですが、ファンの方々に一人ずつお願いします。
高橋 さっき言った、色味がパキッというのは、ぜひテレビで見ていただけたらすごいいいなと思います。あと、メーキングは見ないでください(笑)。
杉浦 メーキングは、でも、面白いと思うよね。
高橋 面白いですけどね。
杉浦 あと、劇場の本数が少なかったんで、その分、渋谷とかが遠くて来られないという方も、DVDなら見られるじゃないですか。もっと身近にアカデミーが見られるような。スクリーンのでかいのもいいけど、繊細なDVDの色のタッチとかも全部、こっちでしか味合えないし。そして僕らの卒文と、卒業記録として残った、このアカデミーを。DVDだと日本全国で見られます。
――あのブログを連載するときは、地方の方からそういう意見が多かったですね。公開がこっちへ回らないんですかとか。
杉浦 はい。見に行くのが大変だと思ったので。
――ありがとうございました。

12月 31, 2007 DVD『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 新『アカデミー対談』第4回

――オーストラリアでの撮影中の話をお聞きしますが、お二人で映画を撮って行きき詰ったりとか、そういうことはありませんでしたか。
杉浦 日本人の考え方と、向こうの人の考え方のズレというか、かみ合わないところはありましたけどね。
――その解消は。
杉浦 会議で、「いまの何の待ち?」みたいな。
高橋 私たちは知らないところで、裏で会議がされているみたいな。
杉浦 そうそう。思っているイメージと違うとか。何でああいうふうに言っていたのに、現場に行くとこうなっているの? みたいな。監督も、いろいろな人と相談してるみたいな。
高橋 ああ、そうね。ウフフ。
杉浦 「なんでこういうふうにしたの?」って(笑)。
高橋 アハハ。
――そういうときに、待ち時間があったわけですね。
杉浦 そうですね。「これ、どうしよう」みたいなね。僕は、待ち時間はずっと英語のセリフの練習でしたけどね。
――そのとき、マリ子さんはどうされたんですか。
杉浦 教えてもらっていました。「この発音、合ってる?」とか言って。
――そうですか。日常生活で困ったりしたこととか、逆に日本よりも楽しかったことはありますか。
杉浦 自然がよかったです。
――遊びに行ったりすることはありましたか。
杉浦 僕は、通訳さんと二人で動物園に行きました。
――面白かったですか。
杉浦 面白かったですよ。トラムを乗り継いで、男二人で。オーストラリアの生態系は全部いるんです。広かったですよ。
――日本とはちょっと違う感じですね。
杉浦 違いましたね。ほんとにサファリーパーク兼動物園というような。
――マリ子さんは、どうでしたか。
高橋 私は散歩をしました。公園がすごい広くてきれいで、本当にきれいな芝生で。そういうところを散歩して、すごく規則正しい生活というか。
オーストラリアは八時間労働で終らなきゃいけないので、生活のリズムがすごいいいリズムで、毎日送っていて、とても健康になって東京に帰って来たというか。
杉浦 向こうの人は土日は休むんですよ。
――じゃあ、撮影も休みになるんですか。
高橋 休み。
杉浦 このままだと撮りきれないからって、僕と監督とカメラマンの三人で撮りに行きました。そういうカットも入っています。だから、ドキュメンタリーチックな映りもしているかもしれない。カメラマンさんが照明とかセッティングして、本当に三人で撮るんですよ。
――インディーズっぽい感じですね。
杉浦 そう。
――でも、その雰囲気は、全体に漂っていますよね。
杉浦 月~金のときはスタッフさんがブワーといて、土日に撮るとは三人。
――そのインディーズっぽい雰囲気がいままでの映画とは一線を画してしているというか。見ている側にも、傍にいるような臨場感を与えていた感じがしますよね。
高橋 他のインディーズの映画と違いました?
――密室感というか。密着感が画面に出てきて、普通の本当に大きなスタジオと全然違う感じがしました。太陽君とかのシーンはすごく臨場感というか、緊迫感があって。
高橋 距離が近いですよね。すごい近くで見ている感じで、「ああ、見ていいのかな」みたいなのがあります。特に太陽君の部屋とか、すごい臨場感がある。
杉浦 鏡でイヤホンを聞きながらやってるシーンとかは全部3人で。
――あの密室感というのが最近の大きなスタジオの映画とは違う感じになっていて。これはDVDで見ると、もっとそんな感じが滲み出るんじゃないかなと思いますね。
杉浦 出ると思いますね。
高橋 テレビで映った色味のほうが好きですね。スクリーンになるとトーンダウンして、パキッとした色が出るのはテレビのような感じがして。
――じゃあ、ちょっと別物ですね。
高橋 そうですね。あのギャビンの色味がすごいはっきりわかるので。
――なるほど。そうすると、逆に楽しみとしては、そういうところですか。
杉浦 そうですね。仕上がりが全然違うと思います。DVDの方は、多分繊細に鳴っていると思います。
――なるほど。確かに、あのスクリーンの感じだと、ざらついた感じが。あれはあれで、よかったですけど。ライナーノートには「誰も見たことのない高橋マリ子と、杉浦太陽の素顔」になっていますから。
高橋 そんなことが書いてあるんですか?
――書いてあるんですよ。ここら辺の素顔は初めてですよ、みたいなことはありますか。
高橋 メーキングのことを言っているんですかね。それとも、実際の映像のこと言っているんですかね。
――メーキングのことだと思います。
杉浦 きょうは一日空いているというときで、セリフの練習もないというときは、メルボルンのまちを歩きながら、川の畔でビールを。

12月 26, 2007 DVD『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 新『アカデミー対談』第3回

――このアカデミーの中では、まるで自然のように、例えば同性愛とか、ドラッグが描かれていましたけど、いま改めて見て、日本という国から見ると、かなり特殊なものではあるとは思いますが。
杉浦 僕の役柄の恋愛は……、でもオーストラリアなら結構当たり前のことらしいですね。文化の違いというのもありますが。
高橋 何か恋愛に対してはすごく自由な感じが、そのまま映像に反映されていて、当たり前みたいな感じですよね。
杉浦 パターンが見事に混ざって、男女、女女、男男みたいな。
――恋愛の自由さは、大胆?
杉浦 それが日豪合作映画でしか表されないという。
高橋 海外の人たちって、出すのを恐がってないんですよね。皆、カミングアウトというか。
杉浦 開放感があるのね、「私を見て」みたいな。
――そういう意味では、このアガデミーという映画は、すべて自分の表現で、それぞれの方々がバレーだったり、絵画だったり、自分の表現をする映画だったじゃないですか。いま若い人たちに、もっと自分たちを表現したほうがいいんじゃない?みたいな問いかけにはなるんじゃないかなと思いますが。
杉浦 だから、夢がない人が割りに多いですが、いろいろな可能性をまず自分で一歩踏み出さないと何も出てこない。まだ方向性が決まってない人たちは、これを見て新しい世界を一歩踏み出してみようかなという勇気を持ってくれればいいかなと思います。
071217高橋 表現するものというか、それぞれあったじゃないですか。千穂は絵で表現できたし、ダンスはダンスで。何かそういう表現するものがあるといいですよねえ。そこで表現できる場所ですね。それがないと、中学のときは絶対にスポーツのクラブに入らなければいけないというのがあって、それってちょっとスポーツが苦手な子もいるんですね。それだけじゃなくて、もうちょっとバリエーションがあるといいなと思います。
――教える立場の人たちが自分たちのカテゴリーに押し込んで、押し込んでいこうとして。
杉浦 そうですね。そのとおり、やれみたいなね。自由が自然となくなっていくみたいな。
――アカデミーみたいな学校だと、入ったとたん、あとはそこで自由じゃないですか。そういうような環境って、もっとあったほうがいいですよね。
杉浦 そうですね。そういう場所をもっと広げつつ、本人たちも自分の武器になる、筋になるのが一本、細かったものを太くしていくような場所がいっぱいあればいいなと思います。

12月 17, 2007 DVD『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 新『アカデミー対談』第2回

――2007年の邦画のシーンだと、ちょっと特異な作品だったじゃないですか、アカデミーって。特に出来上がり方が本当に映画なのか、ドキュメンタリーなのか。ちょっと意識的に見ないと。逆に今回改めてDVDを見てみて、お二人の感想はありますか。
高橋 メーキングが恥ずかしかった(笑)。
杉浦 メーキングもずっと一ヵ月追っていって撮ってという、何かドキュメンタリーみいな。だから、いい思い出みたいになります。
高橋 キャラが、ちょっと、この子になっちゃっていて。なので、すごいテンション高いなと。
――今回、特にメーキング映像が四十分入ってくれることで、メーキング映像の見所とか、逆に「恥ずかしくて見ないで!」な感じはどのあたりですか。
071210_3杉浦 僕は、相手役との接し方ですよね。ラブシーンを最後に撮ったんです。それまで、普通のシーンが多くて駆け引きとかも多かったんですが、最後にお互い、「あのシーンが待っている」って(笑)。「もうすぐ、あの日が来るぜ」みたいな、お互いにドキドキしながら。どうしよう、どうしようみたいな、アハハ。
――でも、ああいう(ゲイのラブシーン)は初めてだとドキドキしますよね。
杉浦 ドキドキしますよ。自分に暗示をかけないとできないですからね。だから、杉浦太陽としてやっていたら絶対に無理なんで、「タカシ、タカシ、俺はタカシなんだ」と言って。レイドのことをすごい愛している。男と女で言えば、女側だったので。
高橋 もう、目がキラキラしてた、アハハ。
杉浦 キラキラになった、恋する乙女の目で見なきゃあみたいな。
高橋 うん。絶対に、そういう目だった。
杉浦 まあ、上出来かなと思って。アハハ。
――そうですよね。僕らも最初に見たときに、ちょっとびっくりしましたね。
杉浦 ゼリーのシーンが一番辛かったですね。もう、どろんどろんで、途中で訳がわからなかったです。
――当時の打ち合わせでは、「記事にしてもいいわよ」みたいな勢いだったんですよ(笑)。
杉浦 何で、俺を売るんだ(笑)
――マリ子さんはどうですか
高橋 DVDの映像は、踊っていたり、テンションの高いシーンがいっぱいあって、ちょっと何か(笑)。ヘアメークさんが女性の方で、ユミさんとすごい仲良くなって。彼女は元ギャルだったみたいなので、ギャル話とかでも意気投合して、真似とかいっぱいやってて。そういう映像もいっぱい載っているんですよ。
杉浦 ご飯は美味しかったよね。ランチ。
高橋 うん。
――それも映っているんですか。
高橋 映っていますね。
――日本の生活習慣では、ちょっとわかりづらいところもありますが、今後もし、ああいう学校が日本にもできたら、子供たちをいかせたいなという感じはありますか。
杉浦 才能を開花する場所としては、いいかもしれませんよね。この学校は、自分で“なにか”を見つけるところなんで、そのために自分に対して努力しなければいけないという。しなきゃ、学校をやめざるを得ないですね。そういう努力をする場を作るところとしては、すごいいいと思いました。将来の方向性が見えてくるだろうし。
高橋 例えば、アメリカとか、オーストラリアとかに行って、演技が普通の学校にあるのがすごいいいなと思った。そういう演技の勉強とかしてみたかったので、そういうのがあったらいいなと思いました。いつか、できないですかね。
――自分たちの才能が伸ばせるようなものがあったらいいですね。
高橋 いろいろな方向性に進んでいけるように。
杉浦 最近、ゆとり教育すぎていますからね。
――土曜日が休みなんですよね。
杉浦 あり得ないですよね。
高橋 私は、高校のときから、土曜日は休みだった。たしか、二年目か三年目辺りで休みになって。
杉浦 マジ。羨ましい限りですよ。
――でも、逆に自分たちのしたいことが土曜日の中にあってとか、何か日本の子供たちが変わるのかなという気がするんですけどね。
杉浦 そうですね。でも、クラブとかで学校には行くとは思うんですけど。
――だから、いまの高校生とか、中学生とかの中で見てもらったりすると、ちょっと考え方が変わるんじゃないかなという気もしたんですけど。そこら辺、逆に言えば同じ目線の子、若い子たちにこんなところを見て欲しいなというのはありませんか。
杉浦 僕の場合は特殊ですが、千穂(高橋の役名)もだいぶ変わったもんね。
高橋 うん。
杉浦 日本からオーストラリアに嫌々来たけど、最後には皆で頑張って。
高橋 そうですねえ。

12月 10, 2007 DVD『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 新『アカデミー対談』第1回

0711271――アカデミーの連載をしてから丸々半年以上経ちますが、DVDが出るとなると、一つのけじめというか、お二人から、振り返ってみて、アカデミー撮影のときはどうでしたか。
杉浦 お話を頂いたときから振り返ると、撮り始めが二年ぐらい前でしたから、もう二年経ったのかということで、アッという間でしたね。役柄的に、だいぶ迷いましたけど。でも、自分の人生の経験にはかなりなったと思います。海外で映画を撮影するというのは、日本で撮る十倍ぐらい経験値があると言われるので、そのぐらいの価値があったと思っているので、やってよかったと思います。
――高橋さんは、どうですか。
高橋 振り返ってみると、本当にこのアカデミーを通していろいろな経験をさせてもらって、二年間あったので、その間に取材もたくさんあったり、何回にも分けて楽しめた感じです。本を読んだ段階は本当に三年前とかなので、それから考えると本当に一つ一つの段階を経てというのがすごい楽しかったです。
――日本の映画の作り方とちょっと違って、ドキュメンタリーに近いような流れもあったじゃないですか。
杉浦 そうですね。
――それを経て、お二人とも俳優さんというか、大きな成長があったという実感ですか。
杉浦 僕は、初めての体験ばかりで。男性を好きになる役もそうですし、英語のせりふも初めて。オーストラリアも初めてだったし。スタッフさんが、周りが全員オーストラリアの方。最初は本当にできるのかなぁという不安から始まったので、いまこうやって映画も完成して、DVD発売にもようやくたどり着いて、驚きの連続で二年間が過ぎ去ったという感じです。
高橋 私は、弾ける役柄が初めてだったので、それを表現したというのがとりあえず、すごく楽しくて。この役をやらせてもらって初めて自分を客観的に見れるようになったというか、いままでは自分が出ている映像を見るのがすごい恥ずかしかったんですね。それは、自分に近い役だからだと思いますが。でも、この役は本当に弾けた別人という感じなので、違う人をスクリーンで見ている感じでした。だから、いろいろと勉強になりました。
――アカデミーのストーリーは、皆で集まって自分たちで卒業式をするような雰囲気だったと思いますが、実は脚本の最後のシーンは決まってなかったというお話ですが。
杉浦 エンディングですね。エンディングが何回も変わって。でも、よかったですよね。
高橋 うん。エンディングは好きですね。
――エンディングに至るまでに、共演者の皆さんで意見を出し合ったり、したことはありましたか。
杉浦 皆で交流の場を持ちつつ、撮影が終った後に皆でご飯に行ったりして、しゃべれないながらもしゃべっているうちにだんだんしゃべれてきた。英語も、初めは何を言っているのか全然わからなかったけど、キャッチボールができるようになった。皆、学生だったから、僕なんか懐かしい感じがしましたね。「あっ、学生時代に帰った」という。卒業して、何年経っているんだろうという。
――いま思い返してみると、共演の方と、こんなことがあったなということはありますか。
高橋 私は、準備段階がすごい長くて二週間いたので、そこでギャビンと一緒にアートのものを造ったりとか、サイトにも書かせていただきましたが、そういうのがすごくいまでも思い出に残っていて、ああいう演技のレッスンみたいなのは受けたことがなかったので、それはすごく思い出に残ります。
杉浦 結構コメディタッチですね。皆で作品を作っていく過程で、映画なんですけども、ミュージカルを作っているような感じを覚えました。皆と触れ合って、ここをこうしたらもっと楽しくなるよ、みたいな。ワンカット、ワンカット、凝って、凝って、「こういう気持でやったら、もっと面白いんじゃない?」みたいな。監督と掛け合いをしたりして、監督と同い年だったので、すごく和気藹々と何でも語れたので、すごいやりやすかったです。

11月 28, 2007 DVD『アカデミー』 |

11月21日、『アカデミー』DVD発売

大好評のうち連載を“お休み”していた『アカデミーブログ』連載を開始します。いよいよ『アカデミーも11月21日DVDが発売決定!コレは杉浦太陽君と高橋マリちゃん二人の映画『アカデミー』からの卒業も意味します。そんな二人が改めて振り返った『アカデミー』撮影の思い出や秘話を未公開のオフショットともに送る新連載。何が飛び出るかは、お楽しみです。

■11月21日、『アカデミー』DVD発売によせて

オーストラリアから新たな才能が誕生!
等身大のリアリティーを独特の色彩で描く青春ムービー
2007年6月2日、渋谷Q-AX CINEMAにて劇場公開し、その後大阪、福岡で夏に渡り公開されたオーストラリア映画「Academy」の、DVDリリースが決定いたしました。全てオーストラリアロケで、現地の監督、スタッフにより制作されました。本編はもちろん、セル、レンタル共にメイキング映像を30分収録しています。

「夢を叶える為に私はこの学校へ来たの・・・」
   AAAに合格した若者たちに立ちはだかる次なる難関とは?

Story
「おめでとうございます。オーストラリア・アート・アカデミー(AAA)へようこそ!」
オーストラリアでもっとも有名な芸術学校AAAに、留年という言葉はない―。
学年末の強制退学が、生徒たちに課せられた最初の難関。入学した嬉しさに浸っている間もなく、1年後彼らには成績が振るわなければ退学に追い込まれるという、過酷で恐ろしい現実が目の前に立ちはだかっていた。
オーストラリア・バレエ団のプリマになることを夢見るダンス科のミッシェル。ミッシェルの純粋さとダンスの才能に驚嘆し、面倒見の良い姉のような存在として親しくなったダンス科2年のカレン。端正な顔立ちと自信に溢れた物腰で、カリスマ的な人気を得ているウェイド。日本からオスカー俳優への夢を掲げて留学してきた隆。そのルックスとアバンギャルドな作風で一躍注目を浴びる存在になった美術科の日本人留学生・千穂。千穂は母親から強制的に入学させられたことに反抗し、学校から追い出されようと決心。音楽科のマシューの気の弱さにつけ込んで、計画を実行に移す算段をたてるのだった。

オーストラリアの芸術学校を舞台に、同性愛、ドラッグ、様々な想いが交錯していく。ついに中途退学勧告の日がやってきた―――――。

11月 18, 2007 映画『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 『アカデミー対談』第5回

-:最後のシーン、杉浦さんはアクターとして「有名になりたいんじゃなくて」って言いますけど、ご自身もアクターなわけですが。
杉浦:だから共感はできましたよね。ほんとに短期留学でオーストラリアに1ヶ月行った感じだったし、役柄も1年間を通して留学して徐々に英語をおぼえて、でも俺は賞をとれるような役者になりたいんだって。ぼくも役者としてもっともっと成長していきたいっていうのが前提としてあるので、すごいタカシには近いものがありましたね、自分と。違うのは恋愛観くらいですかね。アハハ。
-:演じることで初心に帰るというか、見詰めなおすというか。
杉浦:現場も学生さんが多かったんで、いっこいっこ考えてやったんで、みんなで作る楽しさみたいなのはありましたね。みんなで作ったぜ、みたいな。
-:見ててもその雰囲気は伝わりましたね。現場楽しそうっていう。チホは絵を描きますよね、自分は嫌だけど認められてしまうっていう。高橋さんも写真を自分でとられて、そういう部分で共感できるところはありましたか?
高橋:チホの羨ましいところは「彼女がやるすべてのものは結局アートになってしまう」ってところなんです。普通の人にはないところなんで、羨ましいところではあるんですけど。写真をとっていても、偶然性、偶然いいものができたりすることが結構あって。そういうことって、考えてなくて、ボっとしてるときにいいところができる部分に共感するところはありました。
-:見る人によっていろんな見どころがあると思うんですけど。お二人はこの映画をとおして何を伝えたいですか? 私の“ビューポイント”というか。
杉浦:三者三様、三組の学園生活があるわけで。最後に集まって、一致団結して戦うわけですけど。そのストーリーを同時に見つつ、違和感なくみれると思うんです。そういういろんなつくり方が…面白い作りをしているので、今までにない映画としてみてもらえればな、と。3組ともそれぞれ思いが詰まったので。ぼくはアクターを夢見ていましたけど。ゲイシーンとかは見どころにはしていないですけど。アハハ。
高橋:したくないでしょ。アハハ。
杉浦:友情と愛情がちょうど交じったような感じなんですよね。先生と生徒のような。生徒と先生の友情+お互いの愛情と。ある意味、親友に近い感覚はあると思うんですけどね。親友ってけっこう愛情みたいなの入るじゃないですか。そういうのも表現しているんで、そんなところも見ていただければ楽しいかな、と思いますし。
-:そういう感じはしましたね。好意、興味がたまたま同性に向かっただけというか。そんな感じはしましたね。高橋さんは?
070604高橋:私はチホのファッションかな、見どころは。女の子が見て、あれ可愛いとか思ってくれたら嬉しいな、と思いますけど。
-:そこに私物もたくさんあるわけですしね。18着も衣裳をとりかえてますもんね。 
高橋: 向こうの方から見ると、日本人はオシャレにうつつをぬかすじゃないけど、オシャレに頑張るというのがあるみたいですね。日本の留学生は。向こうの人はTシャツとジーパンで。ダブっとした感じで。日本人は爪からなにからなにまで、ファッションに人口のすべてががんばっているっていうか。外国はどんな格好しててもいいじゃない。日本人は外国の目から見ると特別にオシャレをしている。それがチホなんですよね。チホはなんとかオシャレにしなきゃ、とか。何気なく毎日違う格好をして彼女は現われると。爪も全部変えてね。大変だったんだよね? ネイルがすごく頑張って。ただ、よーく見てくれると、東京からきた時期はネイルも毎日変えているけど、だんだん後半戦、ネイルがシンプルになって、普通にネイルをするだけになっていくんですね。
高橋:裏までけっこうこだわってるんですよね、ストーリーを、実は。
-:だんだん自然のなかで、なにげなく生きている人たちにだんだん溶け込んでいくって。それを見ていただいても。
杉浦:タカシも最後は英語がぺらぺらになってますしね。
―:タカシくんは英語が上手くなって、彼女はだんだんOGっぽくなって。
高橋:そう、そこを見て欲しいですね。もう、爪を見て欲しいです。アハハ。大変だったから! 

6月 4, 2007 映画『アカデミー』 |

5月24日 「Academy」舞台挨拶&特別インタビュー

0705291――『女性自身』のブログの取材できました。
杉浦&高橋:お世話になってます!
――お世話になってます。以前に映画のお話はしていただいたので、今日は公開直前の特別編のような感じで最後にコメントをいただけたら、と思ってきました。
高橋:公開って…?
――6月2日ですよね。
高橋:なにか、聞いてもらうまで待とうかな(笑)。アハハ。
杉浦:俺らからは言わずに。アハハ。
――アハハ。撮影をされていたのはずいぶん前ですよね。
杉浦&高橋:はい。
――前に取材に伺ったのもずいぶん前で、なので、やっと公開するんだな、って思ったんですよね。
杉浦:1年9ヶ月前です。だいたい。
――そんなに前なんですね。そんなにあたためまくっているものが公開になって、率直な感想を聞かせてください。
高橋:すごーい嬉しい。もうやっとって感じ。
杉浦:ためてたもんがドン! と出たって感じ。
高橋:今日なんか、舞台にたって、ずっと取材とかは受けてたじゃないですか。だから、なんか……。
杉浦:そう、実感がね、やっとこうお客さんが入ってくれた! 待ちにまった、みたいな。 ――今日が一般の人の感想が初めて聞ける日ですもんね。
高橋:わたし、(感想を)トイレとかで聞いてたい。
杉浦:アハハ。
高橋:トイレとかって感想を言い合うんですよ、女の子って。女の子のトイレって。映画の感想とかをみんな言っているんですよ。(トイレの前に)立っていると感想がきけると思う。
杉浦:うわー、俺、なに言われるかめっちゃ怖い。
高橋:手をあらっているときとか。
杉浦:千穂はカワイイ~、だけど太陽、めっちゃキモイやったらどうしよう。アハハハ。
高橋:アハハハ。
――でも、そろそろ。ちょうどこの取材が終わってトイレに行けば聞けるんじゃないですか。
杉浦:ウケる。トイレスタンバイだね。
――お客さんの反応っていうのは気になるものですか?
杉浦:そうですね。やっぱり気にはなりますけども、でも、聞いたことによってぼくらはもうできることがないんで。もう完成してあるんで。だから精一杯やりつくしたものをみんなに見て欲しいっていう気持ちのほうが強いですね。
――今はもう、どんな感想であれ受け止めることしかないですもんね。
杉浦:それを修正して反省して、次につなげよう、みたいな。自分のなかで。
――お二人は、まだ小さい試写室とかでした見ていないんですか?
高橋:わたし映画館とか試写室で見ていなくて、DVDでしか見てない。
杉浦:俺もDVD。
高橋:大きいスクリーンで見たくて、見たくて。
杉浦:同じく。
――ぼくもビデオで見せてもらったんですけど、小さい画面と大スクリーンはぜんぜん違いますもんね。画面がこの映画はポップですしね。
杉浦:そうですね。とりあえず自分たちの演技をスクリーンで見たいよね。
高橋:見たい~。わたし、絶対公開中に見に行く。
杉浦:絶対行くよ。それか舞台挨拶の前に見に行くとかね。早めに行って。
高橋:あ、そうか、今度あるからね。舞台挨拶の後の会もあるかな?
杉浦:あるんじゃない? 後の会があったら絶対見ような。
高橋:うん。見たい。
杉浦:超見たい。
高橋:なんかギャビン(監督)が気になっていたのは、どこでお客さんが笑うんだろう、って。
杉浦:あー。向こうの人と違うからね。
高橋:そう。オーストラリアとは笑うポイントが違うのかって。
杉浦:そりゃ、そうだわ。
――唐突なんですけど、婚約されて。さっきも奥さんが(相手が)男だったら許す、って仰ってたじゃないですか。
杉浦:はい。
――撮影中も遠距離恋愛みたいな感じですよね?
杉浦:そのころはまだ付き合ってないです。
高橋:アハハ。1年9ヶ月前だから。
杉浦:全部とり終わった後ですね、出会ったのは。
――撮影中に「男同士のキスシーンがある映画」なんだ、って伝えたわけじゃないんですね。
杉浦:ああ、そうじゃないです。「お前と会うちょっと前に、半年くらい前か。こういうこともやってるから、よろしく」って。そしたら「わかったー」って。「男とキスしてんで」って。「お、男なら、いいや」って。
――なるほど。そういうのって報告したりするんですね。
杉浦:ぼくは報告しますね。
――高橋さんはしますか? 自分だったら。
高橋:えー。自分だったら? 後から知られて。
杉浦:人から聞いたほうが嫌だもんね。
高橋:一人でそれを見に行っちゃって、そういうのって可愛そう。
杉浦:なんで言ってくれないの? ってね。
高橋:そう。報告はして、見たくないなら見なくていいよ、って言うかな。
杉浦:「俺は仕事やから、ちゃんとわりきってやってるから」って。
高橋:人から聞くって嫌だよね。
杉浦:うん、嫌!
――事前に伝えていないと隠し事みたいになっちゃいますもんね。
杉浦:ぜんぶ報告するタイプなんで。
高橋:安心ですね。
杉浦:安心してくれなきゃ困るね、これ。ここまで言って不安がられてもねえ。
高橋:信頼関係どうなのー? ってね。
杉浦:アハハ。どんだけタイムスケジュール言わないとあかんのって。
0705292_1――今日は、監督には久しぶりにお会いしたんですか?
杉浦:久しぶりですね。
――杉浦さんは撮影中に監督にご寵愛を受けていたそうですけど。
高橋:なんか言われた?
杉浦:「オメデトウ、パパ~! パパ、オメデトウ!」って。喜んでくれました。
高橋:アハハ。
――さっき囲みで映画の見所は杉浦さんが「男気」、高橋さんが「ファッション」って仰ってましたけど、今日のファッションのポイントはなんですか?
0705293 高橋:今日のファッション? なんか千穂が大人になったみたいなファッションですけど。レースかな。カワイイって感じ。すごい気に入ってます。
――杉浦さんはなかなか不思議な格好ですね。
杉浦:そうですか? フォーマルに決めてみました。
――たしかにフォーマルですね。
杉浦:はい。ネクタイもしめてます。フォーマルのなかに遊びは入れてますけどね。
――最後に、ずっとこのアカデミー連載を読んでくれてる人もいると思うんですけど、その方たちはやっと映画が見れるわけで。なにかメッセージをお一人ずついただければ。
杉浦:撮影当時のことを、ブログから見ていただいて、まずうれしいですね。映画を見ることによってもう一回ブログを楽しめると思うんです。「この時期のときこんなことやってたんか」って。逆にもっと楽しみ方が増えると思うんで、映画を1回見てブログとつながって、もう1回見たらさらに楽しいと思うんですよ。公開することによってさらにブログの面白みも増すと思うんで、公開を楽しみにしててください。
高橋:ブログに、ほとんど内容がぜんぶわかっちゃうんじゃないかと思うくらいに細かいディテールとか書いてあるので、映画を楽しむ上では、一回それをすべて忘れてほしい(笑)。それでぜんぶまっさらにして、行って映画を見て、そしたら太陽君が言ったみたいに見比べて楽しむ、と。
杉浦:なるほどね。
高橋:一回忘れて欲しいですね。
杉浦:なるほど、それはあるかもね。それはある。頭を一回真っ白に戻して、作品そのものを楽しんでもらって、で、帰ってもう一回ブログを読んで、「こことここがつながってたのか」って、そういう楽しみ方をして欲しいですね。
高橋:そうですね。

5月 29, 2007 映画『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 『アカデミー対談』第4回

-:この映画は、男×男、女×女、男×女が出てきますよね。地球に存在する人間の組み合わせの全てなわけで。
杉浦:アハハ。そうですね。
-:それは、もとになっている学校の雰囲気からも起因するのかな、とも思ったんですが、すべてが等しい距離感というか、なにもどれも特別視していない感じがして。ただ、見ている人は杉浦さんの。
0705281杉浦:あ、男同士のゼリー風呂のところ?笑。
-:そうです。そことかは少なからずビックリする方はいるんじゃないかな、と思うんですけど、演じられてそういうのはどうでしたか?
杉浦:そうですね。演劇学科っていうのは特殊な訓練が多くて。ぼくが入る前も、やったんですけど、監督と話し合って、公園に行って発声したりとか、「この役をやってみて」とか、「この関係を図面に書いてあわせて」とか。日本でも、ファーストインスピレーションっていうのとかがあって、「気になったところは?」とかを、言ったりとか。変わった訓練が多いんですよ。だから、ウェイドはカメラマンの役ですけど、カメラマンの演出+勉強会みたいな、その発展バージョンの海外盤みたいな。ゼリーはちょっと行き過ぎているけど(笑)。ぼくの役も始めはノーマルなんで。そこからウェイドがのめりこんで、そこからぼくもウェイドにハマっていくみたいな。でも、大変でしたね。精神的に大変でした。
-:お互い恋をしているじゃないですか。そこまで気持ちをもっていったり、実際キスまでするじゃないですか。やっぱり、お仕事でキスシーンをやるというのも、一般人からするとかなり特殊だな、と思うんですけど、まして特殊に特殊をかけたような……。
杉浦:もう、一種の自己催眠におちいるしかないですよね。女の子が相手でも、その女の子が好きって思ってやるのと、淡々とやるのと見る側にも伝わるじゃないですか。ホントに好きなんだ、と思ってキスシーンするから、それの男バージョンで。逆に今回は、俺は女になってみようって。俺は女なんだ、ウェイドに恋をしているんだ、って暗示をかけて。目をハートにして俺はやんなきゃ、みたいな。
0705282 高橋:すごーい。
-:そういう感じが見え隠れというか、ほかの作品の杉浦さんはそうみえないんですけど、この役の杉浦さんは女の子のようにみえました。
杉浦&高橋:アハハハ。
杉浦:顔が?
-:雰囲気も。そういうものなんですね。
杉浦:もとが男なんで。ニューハーフみたいに「いやだぁ」とか、ってキャラになってるわけじゃないんで、でも心は好きっていうのを表現しなくちゃいけなかったんで。普段は男っぽく振る舞いつつ、ちょっとオーラはオトコを好きな女の子みたいな、そんな感じが出ればいいな、って。
-:そういうラブシーン手前的なところは女子の気持ちになっていたんですね。
杉浦:今までで最大の試練でした。アハハ。最大の試練です。
-:お二人は同性愛に対してはどういう考えを?
杉浦:否定はしないですよね。本人たちの自由だから。
高橋:わたし、結構友達でいるので、ぜんぜん変な感じしなかったです。
-:この学校自体、そういうニュートラルな雰囲気なんですよね?
高橋:こういう映画って今までなかったと思うんですよ、日本でそういう男の子と男の子、女の子と女の子を扱った映画が。ない気がするんで。日本でどう受け入れられるか、楽しみといえば楽しみですね。
杉浦:最近はオープンになってきているから大丈夫じゃないかな。
-:同性愛の映画はだいたいそこがメインテーマになっていて、ゆえに強調するようなシーンが出てきたりするけど、この映画の女の子はほとんどなんにもしてないですよね。
杉浦:キスくらいですよね。

5月 28, 2007 映画『アカデミー』 |

杉浦太陽×高橋マリ子 『アカデミー対談』第3回

-:杉浦さんはこの映画のために減量されたんですよね?
杉浦:その前の仕事でも「鳥人間コンテスト」があって、その芸能人部門に出るのもかねて減量をしてて。で、役柄がゲイになるっていうのもあって、たぶん男、女だったら女側だなって思ったんで、細いほうがいいのかなって。鳥人間で5キロくらい落としたんですよ。ウルトラマンのときより6、7キロは痩せているんですよ。
-:痩せていることでとても少年的な感じで。
0705211杉浦:中性的な感じにしようと思って。
-:「ミューズ」って言われていましたもんね。確かに、ミューズって感じだな、と思いましたね。女性的に見えたというか。
杉浦:女神ですもんね。
-:痩せるためにしていたことはあるんですか?
杉浦:基本的に“食”は。毎日行っているとき、腕立て100回、腹筋150回くらいやっていたんですよ。でも、太らなかったですね。むしろガリガリになっていたんですよ。毎日空いている時間にガーってやって。
高橋:へー、そんなにできるんだ?
杉浦:うん。
-:二人はきっと基礎代謝が高そうですよね。
杉浦:でも、昔ぼく太ってたんですよ。
高橋:アハハ。また言ってる。
杉浦:小学校5年生のときだと今より体重が重いですからね。
-:では、今に至るまでにはすごく努力したんじゃないですか?
杉浦:そうですね。絞らなきゃって。あとは身長が伸びたこともあります。今のぼくの体重を2、3キロ増やして、30センチ縮めたくらいかな。
高橋:へー。
杉浦:そしたら、おでぶちゃんになっちゃうでしょ? 今の体重よりも重たいんだから。
-:とにかく、そのまま増量をし続けてというのは防げたんですね。
杉浦:そうですね。ゴムを伸ばしたみたいな。
-:運動もしつつ。
杉浦:そうですね。
-:高橋さんは衣装やネイルがすごい凝っていましたよね?
0705212高橋:18くらいあったきがする。
-:18回着替えて?
高橋:18パターン。
-:爪も衣装ごとに変わっていますよね。こだわりが反映されてるのかな、と思ったんですけど実際はどうなんですか?
高橋:あれ、半分私の洋服なんですよ。だから、自分の好きなものがいかされたって感じだったんで。
-:そうとう日本から持っていったんですか?
高橋:そうですね。でも、ほとんど全部採用してくれて。あと、なんかスカートなんかはスタイリストの人がワンピースにその場で直しちゃって。それを、その場で着たりとか。チャックの部分があるじゃないですか、スカートの。横のチャックの部分を胸のところにして、そこに紐をつけてワンピースとか。すごいんだよね。
杉浦:むこうの人はすごい親身だったよね。
高橋:うん。
-:爪をあそこまで変えると現場は相当“除光液の臭い”って感じだったんですか?
高橋:いや、あれは付け爪だったんで。
杉浦:毎回とるの大変だもんね。
高橋:付け爪もなくなったり、バラバラいろんなところに散らばったりして、結構大変でしたね。
杉浦:男はラクでいいっすよね。アハハ。

5月 21, 2007 |